楽譜や楽曲の調(キー)をカンタンに覚える方法(1)
曲の調(キー)をカンタンに覚える方法(シャープ編)
あなたは楽譜を見て、
この曲は何調というのがすぐにわかりますか?
覚えようとしても、
なんだか覚えにくい…
そもそも覚える必要あるの・・・?
という声も聞こえてきます。
そこで、今回は調性をカンタンに覚えられる“法則”をご紹介します!
今回はシャープ系の調からみていきましょう。
・まずハ長調(C、Am)
調号は何もありません。
・ト長調(G、Em)
#が1つです。
ファにシャープがつきます。
・ニ長調(D、Bm)
#が2つです。
ドにもシャープがつきました。
・イ長調(A、F#m)
#が3つです。
ソにつきました。
・ホ長調(E、C#m)
#が4つです。
レにつきました。
次は何の音に#がつくかわかりますか?
・ロ長調(B、G#m)
#が5つ。
ラにつきました。
さあ、法則性が見えてきましたか?
・嬰ヘ長調(F#、D#m)
#が6つです。
ミにつきました。
そうなんです、5つ上の音に
シャープがついていくのです。
では、次は何の音につくのか
ミから5つ上の音を数えてみると、
「ミ→ファ→ソ→ラ→」
・嬰ハ長調(C#、A#m)
シにつきますね!
#は7つになりました。
これでシャープ系の音はすべて出揃いました。
「ドレミファソラシ」全部につきました。
すべての音にシャープがついたので、
これ以上はつけられませんね。
つまり、
シャープ系の調は全部で7つ、
「ファ」のシャープを起点に、5度上にシャープが増えていく
ということがわかりました。
2016/04/13