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楽譜や楽曲の調(キー)をカンタンに覚える方法(1)

曲の調(キー)をカンタンに覚える方法(シャープ編)

あなたは楽譜を見て、

この曲は何調というのがすぐにわかりますか?

覚えようとしても、

なんだか覚えにくい…
そもそも覚える必要あるの・・・?

という声も聞こえてきます。

そこで、今回は調性をカンタンに覚えられる“法則”をご紹介します!

今回はシャープ系の調からみていきましょう。

・まずハ長調(C、Am)

調号は何もありません。

・ト長調(G、Em)

http://bit.ly/HQuAHN

#が1つです。
ファにシャープがつきます。

・ニ長調(D、Bm)

#が2つです。
ドにもシャープがつきました。

・イ長調(A、F#m)

#が3つです。
ソにつきました。

・ホ長調(E、C#m)

#が4つです。
レにつきました。
次は何の音に#がつくかわかりますか?

・ロ長調(B、G#m)

#が5つ。
ラにつきました。
さあ、法則性が見えてきましたか?

・嬰ヘ長調(F#、D#m)

#が6つです。
ミにつきました。

そうなんです、5つ上の音に
シャープがついていくのです。

では、次は何の音につくのか
ミから5つ上の音を数えてみると、

「ミ→ファ→ソ→ラ→」

・嬰ハ長調(C#、A#m)

シにつきますね!
#は7つになりました。

これでシャープ系の音はすべて出揃いました。
「ドレミファソラシ」全部につきました。

すべての音にシャープがついたので、
これ以上はつけられませんね。

つまり、

シャープ系の調は全部で7つ、
「ファ」のシャープを起点に、5度上にシャープが増えていく

ということがわかりました。

      2016/04/13

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